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イタリア版ビンゴ「トンボラ(Tombola)」の歴史、遊び方を徹底解説

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イタリアのクリスマス、食卓を囲んだ後に必ずと言っていいほど始まるのがTOMBOLA(トンボラ)です。

今回は、イタリアのクリスマスを100%楽しむために知っておきたいトンボラの歴史、遊び方、実際に私が体験してみた感想をご紹介します。

目次

トンボラの歴史

トンボラが生まれたのは1734年のナポリ。そのきっかけは、国王と修道士の意外な争いでした。

国王が税収のために「宝くじ」を公認しようとしたところ、修道士が「ギャンブルは不道徳だ」と猛反対したことが論争の始まりでした。

どうしても遊びたかったナポリ市民は諦めませんでした。禁止期間中、家の中でこっそり楽しめる「家庭版の宝くじ」として、1〜90の数字を使ったゲームを考案。これが現在のトンボラの始まりと言われています。

イタリアのクリスマスに「トンボラ」が欠かせない理由

イタリアのクリスマスにおいて、トンボラは単なるゲームではなく、「一家団らんには欠かせない冬の風物詩」です。

なぜなら、イタリア人はクリスマスを「家族や親戚と過ごすこと」を何よりも大切にしているからです。

イタリアには「Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi(クリスマスは家族と、復活祭は好きな人と)」という、ことわざがあるほど、家族の集まりは暗黙の了解のようなもの。

数時間にわたる食事のあと、満腹になった家族全員が席を立たずに参加でき、子どもからお年寄りまで年齢を問わず盛り上がれるのがトンボラ。

食後の余韻を楽しみながら、トンボラをつまむなら、やっぱり本場のパネットーネコーヒーと一緒に並べるだけで、一気にテーブルがイタリアの空気になります。

こうした甘いものや飲み物を片手に、ゆったりとゲームが続くのがイタリア流のクリスマスの過ごし方なのです。

トンボラの遊び方

トンボラは一見ビンゴに似ていますが、勝利のチャンスが何度も訪れるのが特徴です。

準備するもの

  • Tabellone(タベッローネ):1〜90の数字が書かれたマスターボード。
  • Cartelle(カルテッレ):参加者に配られる数字カード(1枚に15個の数字)。
  • 数字チップ:袋に入れた1〜90までのチップ。
  • マーカー:数字を隠すもの。伝統的には乾燥した豆、パスタの種、みかんの皮などを使います。

5段階の「上がり」ルール

ビンゴの場合は、すべてのマスを開けることがゴールですが、トンボラには5つの賞があります。

  1. Ambo(アンボ):同じ列の数字が2つ揃う
  2. Terno(テルノ):同じ列の数字が3つ揃う
  3. Quaterna(クアテルナ):同じ列の数字が4つ揃う
  4. Cinquina(チンクイナ):同じ列の数字が5つ揃う(1列完成)
  5. Tombola(トンボラ):カードの**全ての数字(15個)**が揃う

このように、少しずつ賞金や賞品(お菓子など)を用意して、何度も盛り上がれる仕組みになっています。

【体験談】初めてトンボラに挑戦してみた!

今回は、私が参加しているイタリア語コミュニティのイベントとしてトンボラが開催されました。前回は、参加できなかったので、「今回こそは」と予定を調整し、参加することにしました。

通常、家族であれば室内の同じ空間でゲームをしますが、今回は日本中のメンバーとオンラインでトンボラをしました。

初めて体験しましたが、ルールはとっても簡単なので、難しさは感じなかったです。

しかし、アンボやテルノなどになったときに、「数字をしっかりイタリア語で言えるのかな」とドキドキ感がありました。

今回は残念ながら上がれませんでしたが、数字が読み上げられるたびに「次は自分の番かも!」と胸が躍りました。

「次は家族や友人とリアルでもやってみたい!」と心から思えるゲームでした。

まとめ

イタリアの伝統ゲーム「トンボラ」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

今回のポイントを振り返ると:

  • 18世紀、宝くじ禁止期間に「家で楽しむ遊び」として誕生したゲーム。
  • 「クリスマスは家族と」を大切にするイタリアで、世代を超えて遊べる大切な時間。
  • 5段階の「上がり」があるため、最後までワクワクが続く。
  • イタリア語の数字を覚えることができる。
  • 仲間とオンラインでも簡単に遊ぶこともできる。

皆さんも大切な人と一緒に「Tombola!(トンボラ!)」と叫んで、イタリア流のクリスマスを過ごしてみませんか?

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