その美しさから人はこう言います「ナポリを見てから死ね」
ナポリの人気観光スポットには、ナポリ発祥のピザから本場のパスタなど美味しい美食が盛りだくさん。
DAIGOのお願い!ワールドツアー「ナポリ編」で紹介されたお店や観光地を詳しくご紹介します。
観光名所
Obelisco dell’Immacolata
ジェズ・ヌオーヴォ広場にある尖塔で、ナポリ三大尖塔の1つ(尖った塔と書いて尖塔)
先端の彫刻は聖母マリアが彫られています。
住所:Piazza Gesù Nuovo, 80134 Napoli NA, イタリア
San Lorenzo Maggiore
ナポリで最も歴史が感じられる13世紀に建てられた華麗で重厚なゴシック様式の教会です。
住所:Piazza San Gaetano, 316, 80138 Napoli NA, イタリア
Napoli Sotterranea
サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会の中庭から地下へ下りると、古代ローマ時代2000年前の街の状態が見られる「ネアポリス・ソッテッラータ遺跡」へ繋がっています。
ここでは、古代の人がどうやって暮らしていたか見学が可能です。
古代ローマの公金保管所(現在でいう銀行)には、当時のナポリの財宝が集められていました。
盗難を防ぐため壁が分厚く作られていたそうです。
奥へ進むと魚屋などの市場があった場所やパン屋さんの形跡があります。
ちなみに、平たく丸いパンを焼いていてその上にバジルなどの野菜を乗せた現在のピザの遠い先祖と言われています。
Castel dell`Ovo
ナポリの海沿いに位置している別名「卵城」とも言われているカステル・デローヴォ。
ナポリの海沿いの遊歩道ルンゴマーレから見える、海にせり出したナポリ最古の要塞。
元々は古代ローマ時代に軍人が建てた豪華な「別荘兼図書館」で、その後、修道院・王族の住居・牢獄など様々な形で使われてきました。
「卵城」の理由は、古代詩人のウェルギリウスが城の中に魔法の卵を隠し、卵が割れたら城ではなくナポリの街も滅びるだろうと語ったことから、その名になったとされています。
一番の見どころは屋上からの景色です。
ナポリ湾と街が一望でき、「ナポリを見てから死ね」と伝わるイタリアの格言はここから見た風景のようです。
レストラン&カフェ
Zia Esterina Sorbillo Pizza Fritta
1935年創業、80年以上の歴史を持つナポリの老舗ピッツェリアです。
日本橋にも店舗があり、ご紹介するメニューを味わえます。日本での店名はジーノ・ソルビッロ。
場所は、インマコラータの塔のあるジェズ・ヌオーヴォ広場から徒歩7分。
インパクト十分な揚げピザが名物です。
サラミやリコッタチーズを生地で包み、油で1分揚げたら完成です。
こんなに大きいのに安い700円なのでお得でお腹パンパンになります。
住所:Via dei Tribunali, 35, 80138 Napoli NA, イタリア
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3丁目2−1 コレド室町テラス 1F
Antica Pizzeria Port’Alba
ナポリを訪れたら絶対に立ち寄るべき、現存するピザ屋のなかで世界最古のお店です。
ナポリでは、1720年代以降ピザ専門店がたくさんできました。
そのなかで最も長く、同じ場所で営業しているのが1738年創業のポルタルバです。
一番人気は、イタリア国旗を模している赤いトマト、緑のバジル、白いモッツァレラチーズからなるマルゲリータ。
ちなみに名前の由来をご存知ですか?
18世紀から19世紀にあったサルデーニャ王国出身のマルゲリータ王妃が、1839年ナポリを訪れた時にこのピザを気に入ったからと言われています。
そしてもう1枚ナポリピザの原点と言われているラードとペコリーノチーズのピザを味わえます。
チーズの塩味とバジルの風味を活かしたシンプルなピザです。
ラードを使う理由は、昔は牛のチーズが高くて買うことができなかったのでペコリーノチーズという羊のチーズを使っていました。ボリューム感を出すためにラードを代用したのがこのピザの始まりです。元々、ナポリピザは貧しい料理だったけどナポリの人に愛されてナポリを代表する食になったとされています。
ちなみにイタリアでは一人につき1枚食べるのがマナーですが、ピザの耳を残してもOKです!
住所:Via Port’Alba, 18, 80134 Napoli NA, イタリア
Scaturchio
1905年創業、ナポリの老舗スイーツ専門店です。
ティラミス、マリトッツォに続き日本で流行するかもしれない2つの絶品スイーツが名物。
1つ目は、きのこの形をしている「ババ」
スポンジ生地にラムシロップをたっぷり染み込ませているのが特徴。フォークで生地を少し押すとじゅわーとシロップが出てきます。名前の由来は「ババ」が大好きだったポーランドのスタニスワフー世が愛読していたアラビアンナイトの主人公アリババから拝借したとされています。
こんなにシロップたっぷりなのに、甘すぎないので甘いのが苦手な人でもOK!
口の中で溶けるような感じで食べやすいです。
2つ目は、「スフォリアテッラ」
イタリア語でひだを何枚も重ねるという意味を持つパイのような焼き菓子。
クリームにはアクセントとして細かく刻んだオレンジピールの砂糖漬けが混ぜ込んであり独特なパイ生地のパリットした食感が特徴です。
住所:Piazza San Domenico Maggiore 19, Napoli
雑貨店
Spina
ピニャセッカ通りにある調理器具屋です。
中でも番組コーディネーターのオススメは、イタリアらしくお土産にも最適なカフェ・ナポレターナ。
クラシックなナポリ人の多くが愛用しているコーヒーメーカーです。
3層構造になっており、お湯を沸かしながらコーヒーの粉を蒸し、沸騰後に反転させて抽出する仕組み。
住所:Via Pignasecca, 62, 80134 Napoli NA, イタリア
Di Virgilio
サングレゴリオアルメーノ通り、別名プレゼピオ(人形)通りにある人形工房。
1830年創業、店名となっている「ディ・ヴィルジリオ家」が代々受け継ぎ、現オーナーで4代目
なかでもリアルなマネキン人形が多数並ぶ話題の棚は必見!
エリザベス女王、マラドーナ、マイケルジャクソンなど話題の人物を人形にしたところ大評判に。
1つの人形を作るのに1週間から10日程度の期間がかかるようなので、値段は買う人のみに教えてくれます。
材料費も作業時間も妥協せず作っているナポリの伝統工芸のお店です。
住所:Via S. Gregorio Armeno, 80138 Napoli NA, イタリア