「フィレンツェで美味しいものが食べたい!でも、子連れでレストランはハードルが高いかも」と思っていませんか?
ルネサンスの面影が残る美しいフィレンツェの街。せっかくなら本格的なトスカーナ料理を楽しみたいけれど、子供が飽きないか、お店に迷惑をかけないか、親としてはどうしても慎重になりますよね。
そこで今回は、私たちが実際に家族で訪れて、「ここは自信を持っておすすめできる!」アットホームな老舗から、歴史の教科書に出てくるような豪華なレストランまで、3選を写真とともに、ご紹介します。
この記事を読めば、フィレンツェでの食事が「心配な時間」から「楽しみな時間」に変わるはずです!
アットホームな温かさに包まれる「Trattoria Armando」

最初にご紹介するのは、1957年創業。地元の人々に「フィレンツェの台所」と愛される名店「Trattoria Armando(トラットリア・アルマンド)」。
フィレンツェの玄関、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩約7分。アルノ川近くの落ち着いたエリアにあります。
小さなお店のため、事前に公式サイトから予約されることをオススメします。
空間

店内には、レトロな写真や絵画が飾られ、暖色系の照明で、落ち着いた温かみのある空間。
一見、大人向けの店内に見えますが、スタッフの方々が子供にもとても優しく、笑顔で接してくれたのが印象的でした。
料理
アーティチョークのスパゲッティ:Spaghetti al carciofo semicrudo

イタリア人が大好きなアーティチョークを使ったスパゲッティ。
ほんのりと苦みと酸味のあるお味で、どちらかというと大人向け。
日本では、アーティチョーク自体を見つけることも、難しいので、現地でしか味わえない一皿です。
トスカーナの『偽物ソース』ピチ:Pici senesi al sugo finto alla toscana

トスカーナに来たら必ず食べたい、うどんのような極太麺の「ピチ」を使ったパスタ。
『偽物ソース』気になりますよね!?
昔、お肉が買えなかった時代に、セロリ、ニンジン、玉ねぎなどをじっくりコトコト炒め、トマトソースで煮込み、「肉のラグー」のような風味とコクを出したソースだから、『偽物』という表現になりました。
当時2歳の娘は、口の周りを真っ赤にしながら美味しそうに食べていました。
ピチだけであれば、日本でも購入できますが、この『偽物ソース』は、日本ではなかなかお目にかかれないメニューです。
唯一無二の味を、ぜひ楽しんでほしいです。
ペコリーノチーズとハチミツのサラダ:Insalatina con Pecorino di Pienza e miele

シャキシャキのレタスと紫色の苦みのあるトレビスに、ペコリーノチーズとハチミツを合わせた珍しい組み合わせのサラダ。
『ハチミツのサラダ、美味しいのか?』と半信半疑だったのですが、これが絶妙に合うんです。
たしかに、4種のチーズピザにハチミツをかけて食べることありますよね。同じ感じで、ベストマッチのサラダでした。
旅先での野菜不足も、こんなに美味しい一皿なら、あっという間に解消できます。
店舗情報
- 住所: Borgo Ognissanti, 140/R, 50123 Firenze FI, イタリア
- 電話番号: +39 055 217263
- 定休日: 日曜日
手打ちパスタの実演に釘付け!「Yellow Bar」

『ランチどこに行こうかな?』、『あまり待つのも嫌だな』と思ったら、「Yellow Bar(イエローバー)」がおすすめです。
ドゥオーモ、ウフィツィ美術館、リナシャンテなどの名所から徒歩5分圏内。観光の合間に最適。
空間

カジュアルな雰囲気で、天井が高く、開放感のある広い店内。
子供が少し声を上げても安心で、ベビーカーでも入りやすかったです。
予約も不要で、すんなり入店でき、2日間通ってしまいました。
老若男女にオススメのお店です。
料理








このお店の最大の魅力は、他店と比べても圧倒的に安く、品数も多いところです。
子供が大好きなピザ はもちろん、パスタ、リゾット、生ハム、サラダ、ドルチェ、ビールなど、何でも揃っています。
一方、デメリットは、美味しくないとは言いませんが、そこそこの味に私は感じました。
いろいろなメニューを家族でシェアしたい、試してみたい方には、最適なお店だと思います。
店舗情報
- 住所: Via del Proconsolo, 39r, 50122 Firenze FI, イタリア
- 電話番号: +39 055 211766
- 定休日: 月曜日
歴史ある空間で贅沢なひととき「Antico Ristorante Paoli 1827」

せっかくのフィレンツェ、一度は豪華な雰囲気の中で食事をしたい。
そんな願いを叶えてくれるのが、1827年創業の老舗「Paoli(パオリ)」です。
「あぁ、またここに来たい」と心から思わせてくれる、内装もお料理もすべてハイレベルなお店でした。
空間

一歩足を踏み入れると、そこはまるで教会のような美しさ。壁一面にフレスコ画が飾られていました。
店員さんは非常にプロフェッショナルで、子供にも丁寧に接してくれました。
17時半頃に予約をしていたので、店内のお客さんも少なめで、気楽に食事することができました。
公式ホームページから予約ができるので、行かれる方は是非。お子様椅子もありです。
料理
サラダ:Insalata verde

トマト、キュウリ、トレビス、レタスなどがたっぷりと盛られたサラダ。
注文すると、ウェートレスの方が調理用のワゴンで、その場で調理してくれました!
味付けは、オリーブオイルと塩というシンプルさ。野菜は、みずみずしく、新鮮で美味しかったです。
イタリア滞在中は、味の濃い食事が中心となりがちなので、こういったサラダはマストではないでしょうか。
ヒラメのムニエル(バターとレモンソテー):Sogliola alla mugnaia

この旅では、肉料理、ピザ、パスタを中心とした食事をしていたので、魚を食べたく、注文。
バターとレモンでソテーされたヒラメは、外はカリッと香ばしく、中は驚くほどふっくら。
たっぷり乗ったトマトがベストマッチでした。
ミートソースパスタ:Pici senesi al ragù di Chianina battuto al coltello

キアニーナ牛とピチを使ったミートソースパスタ。
ピチは、1店舗目でもご紹介しましたが、トスカーナ名物のため、ほとんどのお店で出会うことができます。
お肉がたっぷりで、香味野菜と赤ワインで煮込まれたソースは、ピチによく絡み、最高でした。
牛ほほ肉のキャンティソース:Guancia di manzo al Chianti

最後は、メインの肉料理。
トスカーナ名物であるステーキ『ビステッカ』と迷いましたが、お手頃のお値段のこちらにしました。
下調べせずに訪問したので、後悔していますが、ビステッカは、ほとんどのお客さんが食べているようです。
キャンティソースは、オリーブオイル、バルサミコ酢、パルミジャーノ・レッジャーノ、ハーブを組み合わせたサッパリとした味。
牛ほほ肉は、ナイフを入れたら、力を入れなくてもスッと切れるほど、柔らかかったです。
3人でシェアしたので、もっと食べたかったのが本音のところ。
店舗情報
- 住所: Via dei Tavolini, 12/R, 50122 Firenze FI, イタリア
- 電話番号: +39 055 216215
- 定休日: なし
まとめ
フィレンツェには星の数ほどレストランがありますが、今回ご紹介した3軒は、子連れでも温かく迎えてくれる「ホスピタリティ」にあふれたお店です。
- こじんまりと、家庭的な温かさに癒やされたいなら: Trattoria Armando
- いろいろな料理を家族みんなでシェアしたい、節約したいなら: Yellow Bar
- 少し高級だけど、豪華な空間で味わいたいなら: Paoli 1827
子連れ旅では、早めの時間を狙うこと、事前に予約ができるお店は、日本から予約しておくことをオススメします。
美食の街フィレンツェで、家族みんなが笑顔になれる素敵なテーブルを囲めますように!
